グラフェンはハニカム構造シート状の炭素原子。工業界では、熱や電気の伝導率が良く、伸縮性や柔軟性に優れているのにダイヤモンド以上の強度があることで、シリコンや貴金属の代用品として注目されています。

「世界を変える脅威の素材」と言われ、近年では医療界や美容業界でも注目されており、臨床実験やエビデンス、またアメリカ・中国・オランダなどが様々な分野の特許を取得しています。

フラーレンやカーボンナノチューブのように、炭素素材に着目した成分の美容や健康製品が増える一方の中、今後は医療や美容の世界でグラフェン配合製品にも期待が高まっています。

フラーレン1985年に発見され、1996年に研究者たちがノーベル化学賞を受賞したサッカーボール型の炭素原子。グラフェン同様、自然界に存在するが、フラーレンの生成や抽出技術が開発されたり水溶性フラーレンの誕生により美容成分としての利用が可能になりました。

世界中で医療応用や、スキンケアや化粧品の美容効果が期待され、さらなる研究開発が進められています。

フラーレンの最大の特徴は「抗酸化力」
カラダで生成される活性酸素は、過剰に作られることで細胞を攻撃することがわかっており、老化を進めてしまいます。フラーレンはそんな活性酸素を吸着・分解し持続的に除去できる炭素なのです。